「プロフェッショナルIPv6」読書会に行ってきました。
akiba-tech-reading.connpass.com
書籍はここから入手できます。
電子書籍だと無料もしくは自由に金額決めて購入もできます。
プロフェッショナルIPv6(紙書籍+電子書籍)www.lambdanote.com
読書会の流れ
流れとしては簡単に本の概要を抑えるため
- 短時間で下記について簡単に把握
- 質問内容を同じく短時間で決めて質問内容を探す。
- 質問の数が少なくなってきたら再度質問を探しての繰り返し
内容
小川さんはこの本でこれから移りゆくIPv6 についていろんなサポーターの方の支援によって中立に書かれています。
この内容を一言で言うとIPv6についてあるべき姿についてかなと思いました。
大きく概要を分けると5つくらいになっています。
前提知識
最初にいきなりIPv6について入らず
インターネットの概要から丁寧に解説されています。
このあたりは自分みたいにまだきちんと理解できてないので
非常に分かりやすく、読みやすいと思います。
メインとなるIPv6についてかなり長く解説されてます。
プロフェッショナルIPv6なので当然なんですが。
- IPv6のテキスト表記、アドレス体系、構成
- IPv6パケット構成
- ICMPv6
- 近隣探索プロトコル
- IPv6アドレスの自動設定
- DHCPv6
- IPフラグメンテーション
- Path MTU discovery
- IPv6マルチキャスト、エニーキャスト、マルチプレフィックス
- セキュリティ
- プログラマにとってのIPv6対応
質問でも挙がってたので自分で調べてみました。
あとで読書会成果物として公開される予定です。
デュアルスタックについて盛り上がっていました。
質問はIPv6アドレスの逆引きについての質問が挙がっていました。
ここでは経路爆発、DS-Liteの質問が出ていました。
この辺で質問を調べて回答はしましたが、自分でもよく分からず回答してました。
IPv4の枯渇問題について
これはエンジニアを始める前職にてよく関わりがあったので一番印象が強いです。
ここでは将来的にIPv4はこのまま将来として足らなくなることは前から言われていることについて書かれてあります。
それにあたりIPv6に移行になるけども上手くいかないなどの話が書かれてるようです。
前職の時点で徐々に移行がされていたのですが、今はどこまで進んでるのだろうか?
あとここではCGNについて質問がありました。
感想
これだけのボリュームを無料はすごいしありがたいと思う一方
少額しか払わなかったのはちょっと反省です。
IPv6に切り替えはかなり進んでるはずなので、今後開発において
エラーや不具合などでは片隅でもIPv6周辺も考慮していく必要があることは強く感じました。
ボリュームがあるのでなかなか読めなかったりしていたんですが
必要なところくらいは改めて読み直しておきたいのと
もう少し易しめの本でネットワーク周りを知っておこうかと思った。